【完全解説】Kali LinuxにChromeをインストール(2025.2対応)

Kali LinuxでもGoogle Chromeを使いたい!

Kali Linuxはセキュリティ特化のディストリビューションですが、標準環境ではGoogle Chromeがインストールされていません。しかし、多くのエンジニアにとってChromeは欠かせないツールの一つです。

そこで本記事では、Kali LinuxにGoogle Chromeをインストールする手順について、わかりやすく解説しています。

ステップ・バイ・ステップで解説していますので、最後までご覧ください。

当サイトでは、Kali Linuxの初期設定ネットワーク設定日本語表示&日本語入力についても解説しています。あわせてご覧ください。

目次

Kali LinuxでもChromeを使う理由

Kali Linuxはセキュリティ診断やペネトレーションテストに特化したディストリビューションです。標準ではFirefoxがプリインストールされていますが、Google Chromeを利用したいというニーズが少なくありません。

Google Chromeを使いたい理由
  • 翻訳機能を使いたい
  • 拡張機能が豊富
  • 開発者ツール(DevTools)が使いやすい

次のセクションでは、Google ChromeをKali Linuxにインストールする方法をステップ・バイ・ステップで解説しています。

「Chromeは使いたいけど、情報漏洩が心配なので、Chromeライクなブラウザを使いたい」という方は、Chromiumがおすすめ。(Chromiumは、Googleが開発したオープンソースのブラウザで、Chromeのベースとなっています。)

Kali LinuxにChromeをインストールする

Google ChromeはKali Linuxの公式リポジトリに含まれていないため、Googleが配布している公式パッケージを取得する必要があります。

Chromeがインストールされていないことを確認

$ sudo apt list --installed | grep chrome
〜 なし 〜

Chromeが公式リポジトリで管理されていないことを確認

$ sudo apt list | grep chrome
chromium-lwn4chrome/kali-rolling 1.0-3 all
elpa-atomic-chrome/kali-rolling 2.0.0-6 all
golang-github-chromedp-cdproto-dev/kali-rolling 0.0~git20230109.6b041c6-1 all
golang-github-chromedp-sysutil-dev/kali-rolling 1.0.0-3 all
golang-github-monochromegane-go-gitignore-dev/kali-rolling 0.0~git20200626.205db1a-2 all
librust-tracing-chrome-dev/kali-rolling 0.7.2-1+b2 amd64
mkchromecast-alsa/kali-rolling 0.3.9~git20200902+db2964a-2.1 all
mkchromecast-gstreamer/kali-rolling 0.3.9~git20200902+db2964a-2.1 all
mkchromecast-pulseaudio/kali-rolling 0.3.9~git20200902+db2964a-2.1 all
mkchromecast/kali-rolling 0.3.9~git20200902+db2964a-2.1 all
node-chrome-trace-event/kali-rolling 1.0.3-2 all
python3-pychromecast/kali-rolling 9.4.0-2 all
python3-undetected-chromedriver/kali-rolling 3.5.5-2 all

この記事では、Windows 10上のVirtualBox環境に構築したKali Linux 2025.2に、Google Chromeを追加インストールする手順を解説します。

STEP

パッケージ情報を更新

Google Chromeのインストールを行う前に、まずはシステムのパッケージ情報を更新します。この更新により、パッケージリストが最新に更新され、依存関係によるライブラリ不整合のリスクを低減できます。

$ sudo apt update
STEP

インストールパッケージをダウンロード

Kali Linuxのデフォルトブラウザ(FireFox)を使って、Chromeの公式サイトにアクセスし、Chromeをダウンロードをクリックします。

Google Chromeの公式サイト
https://www.google.com/intl/ja_jp/chrome/

Linux向けには.deb形式と.rpm形式のパッケージが用意されています。Kali LinuxはDebian系ディストリビューションであるため、64bit .deb(Debian/Ubuntu用)を選択し、同意してインストールを押下します。

インストールパッケージをダウンロード

ボタン表記は「同意してインストール」となっていますが、実際の動作はインストールの開始ではなく、インストールパッケージのダウンロードのみです。

ダウンロードしたインストールパッケージは、ホームディレクトリのDownloadsディレクトリに格納されています。

wgetコマンドでもインストールパッケージをダウンロードできます。

$ wget -P ./Downloads https://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-stable_current_amd64.deb
  • stable:安定版
  • current:最新バージョン
  • amd64:64ビットのIntel/AMDプロセッサ(x86-64)
STEP

Chromeをインストール

Kali LinuxはDebianベースであるため、aptコマンドを使ってインストールします。

sudo apt install ./Downloads/google-chrome-stable_current_amd64.deb

この処理により、パッケージマネージャがChromeの依存関係を解決し、バイナリを適切なディレクトリに配置します。

STEP

インストール結果の確認

インストール状況を確認

$ sudo apt list --installed | grep chrome
google-chrome-stable/stable,now 139.0.7258.138-1 amd64 [インストール済み]

コマンドパスを確認

$ which google-chrome
/usr/bin/google-chrome

バージョンを確認

$ google-chrome --version
Google Chrome 139.0.7258.138

Google Chromeを起動する

STEP
アプリケーションメニューの検索ボックスに「chrome」と入力し、Google Chromeを選択します。
Google Chromeを起動

アプリケーションメニューのUsual Applications-インターネット-Google Chromeから起動することもできます。

Kali LinuxのアプリケーションメニューからGoogle Chromeを起動
STEP
以降は、Chromeでお馴染みの画面が続きます。
Google Chromeの設定画面
STEP
Chromeにログインするかは、各自でご判断ください。(個人的にはログインしない・・・。)
Google Chromeのログイン画面
Google Chromeのプライバシー画面
STEP
Google Chromeが起動します。
Google Chromeの初期画面

Chromeが正常に起動することが確認できたら、インストールパッケージ(.debファイル)を削除します。

$ rm ./Downloads/google-chrome-stable_current_amd64.deb

Chromeをパネルに追加する

Chromeを利用する際、毎回アプリケーションメニューから選択するのは手間なので、Chromeをパネルに追加し、ワンクリックで起動できるよう設定します。

STEP
アプリケーションメニューの検索ボックスに「chrome」と入力します。
アプリケーションメニューの検索ボックスに「chrome」と入力する。
STEP
Google Chromeを右クリックし、「パネルに追加」を選択します。
Google Chromeを右クリックし、「パネルに追加」を選択する。
STEP
パネルの一番右にChromeアイコンが追加されます。
パネルの一番右にChromeアイコンが追加される。
STEP
Chromeアイコンを右クリックし、「移動」を選択すると、配置を変更できます。
Chromeアイコンを右クリックし、「移動」を選択する。
STEP
FireFoxの右に移動します。
使いやすい位置に変更する。
デフォラボ

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